工場勤務ってどうなのか

仕事

読者の皆さんは工場勤務ってどんなイメージがありますか?

汚く、暗い場所で延々と単調な作業を1日中繰り返す・・・そんなイメージがありませんか?筆者は実際に働くまでそのように思っていました。

が・・・・それは単なるイメージであり、決めつけによるものだったとしたら?

今回の記事では、納期が厳しい設計業(請負い)から大企業の工場勤務(ライン工)へ転職して今に至るまで10年以上、工場で働いている筆者の気づきを読者の皆さんに共有していきたいと思います。

工場勤務の良いところ

納期やノルマなどの成果を求められない

まず真っ先に皆さんに伝えたいメリットがこれです。決められた期日までに成果物を作成して納めなければいけなかったり、営業ノルマの達成を求められる事はないでしょう。

なぜなら、決められた作業を決められた時間内でこなす事がライン作業者に求められる成果になるからです。しかも一般的に2か月程度は作業習熟の期間が設けられますし、難易度が高いものはほぼ無いでしょう(令和の時代、細かい作業は全自動化されている事が多いです)。

学歴を問わず大企業の正社員になれる

給与や福利厚生などの待遇で大企業の恩恵を得る事ができます。実際筆者も請負い設計業から大企業の工場へライン工として転職して1年目から年収大幅アップ、残業時間激減という夢のような恩恵を得る事が出来ました。

近年では連続してベースアップも達成しているし、給与面での将来の展望は明るいです。自動車やマイホームのローンも安心して組めるからなのか、新卒がカッコいい高級車に乗っていたり若手が中々、大きな額の住宅ローンを組んだりしてますよ。

自分のPCスキルが生かせる

生産現場ではタブレットPCを使った作業が多々ありますし、PCスキルがあると重宝される事間違いなしです。それほど高度なスキルは不要ですし、色々なソフトを使って「皆の困った」を改善すれば皆喜ぶし、本当の意味での達成感や充実感を味わう事ができます。

特に今はDX(トランスフォーメーション)を実践している企業も多いので、このような改善を意欲的にこなせば、専属のチームや部署への異動も十分可能です。

つまり本人が望めば別部署に異動する事も可能であり、自分にあったキャリアアップが期待できます。実際に筆者も異動を打診された事がありました。

安定感が抜群

大企業とはいえ業績が傾いて工場が閉鎖される事があるのは読者の皆さんも聞いたことがあると思います。それでは、大企業の安定感って何処からくるのでしょうか?

グループ企業内や周辺企業間での調整がクッションになっている事が要因として挙げられます。

グループ企業内で業績が傾いた場合には、別のグループ企業への出向(本人の希望で転籍)で調整したりしますし、周辺企業で付き合いのある企業とそういった事をする事があります。

実際、筆者の上司や同僚にはそういった方が数人居て、実体験を聞いているので間違いないでしょう。

まとめ

工場勤務はストレスが少なく、労働条件が良い事が多いです。

達成感や自身のキャリアアップも、自分で考えて行動すれば成果が出てきます。

今の仕事に限界を感じている人が読者の中に居るのであれば、工場勤務も一つの選択肢として挙げてみては如何でしょうか。

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